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金継ぎが、密かなブームに⁉

2024年08月31日

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以前のコラムでも、金継ぎのことはご紹介させていただきました。
金継ぎとは、破損した陶磁器を修復するため、日本に古くから伝わる伝統的な技法のことをいいます。
この金継ぎの技術が、密かにブームになっているかもしれないのです。


 
実は先日、NHKの番組で、陶芸を紹介する中で、金継ぎの技術が紹介されました。
詳しくご紹介しますと、コロナ禍がきっかけで広がり始めた陶芸ブームについての特集がくまれていたのです。陶芸教室は全国各地で展開されているのですが、番組では、陶器と磁器の違いなども分かりやすく紹介されていました。そんな中で紹介されたのが金継ぎの技術です。
金継ぎの技術は、昔から伝わる伝統技術です。この技術を継承し、いまでも修復をしてくださっている方々や、金継ぎを自らの手で出来るように、金継ぎ教室を開いている方も全国各地におられます。
金継ぎは、時間・手間がかかりますので、依頼すると費用がかかりますが、ご自身で技術を習得されますと、楽しみながらできますので、とてもおすすめです。そんな金継ぎの教室を紹介いただいたのと共に、金継ぎの方法までじっくりと紹介されたのです。

 
更に、時期を同じくしてある雑誌には、東京・浜松をはじめ、イタリア・トリノで金継ぎ教室や金継ぎの仕事で活躍されています方の活動が紹介されていたのです。日本にとどまらず、金継ぎの技術をイタリアにも広げておられる方で、現地の方にも金継ぎの技術を伝承しておられます。
 
壊れた陶磁器を直す、というよりは、芸術性を高めるという視点でも楽しむことが出来る。それこそが金継ぎの技術です。
弊社では金継ぎの原料となる金箔・金消粉(泥)を取り扱っております。この伝統に関われることを、誇りに思っております。
金継ぎの技術が密かなブームになっていることを心から嬉しく思うと共に、より多くの方が金継ぎを知っていただけるように願います。
 
宜しくお願い申し上げます。